農安県 (Nong’an)
遼朝により黄龍府と改称された. 金代になると営州が設置されたが、後に山東省の同名地名との重複を回避するために1189年(大定29年)に隆安(龍安とも)と解消された. 貞祐年間(1214年-1216年)には隆安州は隆安府と改称され、明代になると1403年(永楽元年)に奴児干都司管轄下の龍安站が設置された.
清代になると当初は郭爾羅斯前旗の管轄地とされたが、1800年(嘉慶5年)には新設された長春庁の管轄となった. 1889年(光緒15年)に長春庁から長春府に昇格した際に初めて農安県が設置された. 1947年(民国36年)に長春県と合併し長安県とされたが、1949年に再分割され農安県が設置された.